電力ファンド・再エネファンド特徴その1

日本の再エネファンドは、まだまだ一般的には馴染みがないかもしれませんが、大手電力会社向けのものや個人でできるものと別れますがその特徴を整理してみます。

 

現在JPXに上場しているインフラファンドは以下の7社。上場ファンドなので個人も購入することができます。

タカラレーベン・インフラ投資法人(太陽光100MW級、タカラレーベン(不動産)系)

②いちごグリーンインフラ投資法人(太陽光30MW級、いちご(不動産再エネREIT)系)

③日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(太陽光90MW級、リニューアブル・ジャパン(投資・運営)系)

④カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント(太陽光120MW級、パネルメーカー系)

⑤東京インフラ・エネルギー投資法人(太陽光20MW級、真空管メーカー)

⑥エネクス・インフラ投資法人(太陽光40MW級、伊藤忠系)

⑦ジャパン・分フラファンド投資法人(太陽光30MW級、丸紅系)

例えば利回りは、1口10万円で年間6,000円程度なので、6%程度。

太陽光は気候の影響は受けると言っても比較的安定収入が期待できるので、

銀行に寝かせておく(金利0%)なら、間違いなく再エネファンドに投資した方が

良いと言えます。

また上場ファンドなので、1口の価格も変動するため、例えばコロナの影響のあった

3月の安いタイミングで購入していたとすると、年間で7~8%の配当と

このご時世では非常に高い利回りが期待できます。

今は太陽光ばかりですが、世界に遅れて日本でも風力発電が盛んになってきたので

今後は、太陽光発電の季節変動リスクもカバーできてくるのではないかと思います。

ちなみに、日本のプラントメーカーでは、三菱重工が世界の風力発電プラントメーカーであるデンマークのVESTAS社と折半の合弁会社を設立し、4月から営業を開始しました。

客船、航空機ではボロボロですが、風力についてはパートナーもしっかりしており、

期待できるのではないかと思います。